かつての城下町が現在に生きる、歴史と未来が交差する都市静岡。大小様々な展示会、都市型コンベンション、リゾート型会議など目的に合わせた多彩を会議のスタイルをご提案。主催者様の様々なご要望にお応えいたします。
会議に「集中と癒し」をもたらすお茶と、霊峰富士山がお出迎えいたします。
日本の中心である静岡県中部地域は、新幹線を利用すると東京駅・名古屋駅から60分、大阪駅から100分でアクセス可能です。
また国内外からのアクセスは、国際空港の「富士山静岡空港」を活用することで北海道や福岡、鹿児島、沖縄、中国からお越しいただくことが可能です。
年間を通じて温暖な気候であるため、降雪などの天候による交通網の乱れが起こりづらく、安心してコンベンションを行うことができます。
大都市圏の同規模コンベンション施設に比べ、会場利用料を3~10分の1程度に抑えることができます。
静岡市や当局の補助金・助成金を利用し、パラレル開催や大規模な会議を開くことが可能です。
静岡県中部地域は、新鮮な魚介類や日本緑茶の収穫によって産業発展をしてきました。
それら産業に携わる企業や市場との交流によって学術やビジネスの発展に繋げます。
また、弥生時代に築かれた遺跡や、今川氏の時代から現在まで続く伝統工芸、その「歴史」や「自然」との共存により築かれた「茶文化」「風光明媚な景勝地」を当地域で体験することができます。
標高307mの丘陵地で茶園越しに仰ぎ見る富士山、眼下に見える清水港、伊豆半島、南アルプスのパノラマビューはまさに日本一の絶景と言えます。
2月から3月ごろに見ごろを迎える梅園、3月下旬からは桜などを見ることができます。
山頂と久能山東照宮を5分間で結ぶ日本平ロープウェイが運行されており、駿河湾の美しさや屏風谷の四季折々の風景を楽しむことができます。
駿河湾には水深2,500mに達する駿河湾海溝があり、日本一深い湾として知られています。
駿河湾沿岸部エリアである「しずまえ」には由比漁港・清水港・用宗漁港があり、サクラエビを始め、ここで水揚げされる魚介類を「しずまえ鮮魚」といいます。
清水港では伊豆半島へ渡るフェリーや遊覧船、貸切帆船、水上バスより絶景を楽しむことができます。
今川氏が駿府を収めていた時代から現在まで約四百年続く静岡市の伝統工芸。
駿河漆器を始めとし、駿河蒔絵や駿河塗下駄といった伝統工芸が次々に興り、その他にも駿河竹筋細工や駿河雛具、賎機焼きといった、駿府城や久能山東照宮の造営に際し全国から集まった職人が伝えた技術を見ることができます。
日本随一の茶どころ、静岡。
お茶は「集中と癒し」という日本ならではの時間をもたらす文化であり、伝統産業であり、今また新たな価値を生み出しています。
一面に広がる茶畑は美しい景観で人々を魅了し、日本を代表する飲料となり、天然染料として活用され、肥料として土に戻り、次の自然と文化と産業を守るー。
世代をこえて、つながりつづく、人と自然の循環があるこの地は、まさに人々をつなぐ会議にふさわしい場所です。
また、お茶に関連した静岡ならではの体験も多数ご用意しておりエクスカーションにも最適です。
茶摘み体験や製茶工場の見学、茶農家訪問、お茶のブレンド体験、日本茶インストラクターによるお茶のいれ方教室など、お茶にまつわる体験メニューが充実。
茶畑から望む富士山や製茶工場ならではのお茶の香りも、心癒されるコンテンツです。
時にお茶の佇まいや味から作り手の人柄を感じることも。
会話が広がる時間こそ、日本茶の神髄かもしれません。
商品にならない茶葉などを天然染料として活用するお茶染め。
使い終わったら、堆肥として再び土に戻します。
持続可能な開発目標にも通じるお茶染めは、静岡の新しい魅力のひとつ。
体験場所の匠宿では他にも静岡の伝統工芸に触れることができます。
日本茶の栽培、消費量ともにトップクラスを誇る静岡県。
日本一高い富士山と日本一深い駿河湾をのぞむ自然豊かな地で育ったお茶の新たな楽しみ方が「ティーペアリング」です。
季節の食材のコース料理と茶師が淹れるお茶のペアリング。
前菜からデザートまでそれぞれの料理に合わせてその場で茶師がお茶を淹れます。
(「茶師」=お茶を選定・調合して製品に仕上げるお茶のプロ)
静岡県中部の朝比奈地区は、京都の宇治、福岡の八女と並ぶ「玉露」の三大産地のひとつです。
そのお茶どころで、ほんのりと漂う抹茶の香りに心地よく包まれながら、心をこめて文字を書く。
特別な体験を楽しめるのは、墨汁の代わりに抹茶を使う抹茶書Ⓡです。
静岡市を拠点に世界各地で活躍する書家の松蘭さんと、筆の持ち方や姿勢を教わり、基本的な止めや払いを練習します。
抹茶書Ⓡを体験した後は、高級茶「朝比奈玉露」を飲み、気持ちを整えます。